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記事一覧

【情報求ム】学生短歌年鑑2018年号を作ります

こんばんは。歌集が出ましたが歌集の話ではありません。学生短歌年鑑の会は2016年号、2017年号と全国の学生短歌会の活動情報をまとめてきました。そして2018年号の制作に向けて動き出したのですが、全ての学生短歌会を網羅できているかどうかが不明です。そのため、以下のリストに載っていない学生短歌会をご存知でしたらブログのコメント欄や二三川のTwitterにまでご連絡ください。また、リストの中に既に解散している短歌会があ...

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短歌連作「砂の星/凍えた村」(角川短歌賞応募作)

  砂の星/凍えた村     二三川練篝火よ  あなたに焼かれ不死となる身に現世の鍵をやどしてみずからの墓穴を掘り坑夫らは真白き地図に獅子座を視たり感情を解きほぐすとき星屑を沫くあえかな噴水がある想像をこえないように夜を歩く夜にちょうどいい泣き声がある落ちやすき椿にふれてつややかな息するそれを純潔などとうつせみのあなたにつどう羚羊の群よそんなに角をぬらして喉をもつ空が洩らした嬌声のねえさん、星をも...

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短歌研究新人賞に落ちたやつ

いつもの。  楽園を模す           二三川練レコードの音のかすかに軋むとき地球かすめてゆく春の風カーテンを漏れる朝日よ生活という名の犬は爪あかくして太陽に干されて都市はあたたかくいつものパンを朝食とする物干し竿に染みなきシャツをかけてゆく墓に彫るべき言葉はあらず朽ちてゆく身をおもうとき裏庭に植えたおぼえのないフリージア感情を食器のように片づけて無音の飛行機をみあげてる神さびた信号の立つ十...

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生の肯定の話2

前回の最後に「続きを書くかも」と書いたので、続きというわけではないけれど同じ類いのものなので2ということになります。せっかくだから生の肯定からいこう。前回の時期はどうだったか知りませんが生きてるだけで褒めてくれるbotとか肯定ペンギンとかが流行っていて、今はもうほとんど見かけないけれど嫌いでした。「二三川くんはああいうの嫌いそう」って誰かに言われて、ありがとうございますって思った記憶があります。先日...

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短歌連作「夏の収束」

こんばんは。これは「月光」55号に出した連作です。夏は始まったばかりですが収束します。提出したのは去年の12月です。もうめちゃくちゃですね。あと少し直しました。  夏の収束          二三川練めがさめてあなたのいない浴室にあなたが洗う音がしている無音のままパンを焦がしたオーブンの赤外線へ手をさしいれる手のひらにぬくもる林檎この身にもやさしき虎は眠れるものを歩きなれた街に知らない曲がり角があって...

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