記事一覧

生の肯定の話

とある短歌会さんが「生の肯定」というテーマで歌会をやったらしく、それからずっと「生の肯定」について考えている。生の肯定、生の肯定……(僕のパソコンは「せい」の変換候補第一に「生」が来たり「性」が来たりするので油断ならなくてダルい)ダルい、という言葉を最近よく使うのだけど、高校の頃に一年上の先輩が「ダルい」を「ダルビッシュ」って言うのでとてもダルかった。その先輩は学校に棒手裏剣やメリケンを持ってきては...

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現代短歌評論賞の候補作のやつ

こんばんは。アホなので毎回どのタグがどういう内容のやつなのか調べてからタグを設定しています。これは2017年現代短歌評論賞「短歌総合誌のあたらしい役割」に送った文章です。読みたいという声があり、載せることにしました。  これからの短歌のために、短歌総合誌に求めること二三川練  1 短歌総合誌の役割とは 私がこれまで考えてきた短歌総合誌の役割は「短歌を繋げること」と「短歌に刺激を与えること」の二つだ...

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「ぬばたま」創刊号の話

 こんばんは。ブログに感想書きますねって言って書かないままでいたらそろそろ第二号が出てしまうそうなので急いで書いています。なにかミスあったら教えてください。乾遥香「ちはやぶるきみがいるから」  めずらしくきみがマフラー巻いていて今日が寒い日だってわかった(一首目)  わたしにはわたしの暦 きみがそのコートを着たから冬のはじまり(三首目) 「ちはやぶる」に「きみ」が充てられているわけですが、つまり自...

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短歌連作「果てにいる」

こんばんは。これは月光52号に載せた連作ですが、修正前のやつを送るというミスをやっていましたので修正後のやつです。  果てにいる     二三川練それぞれに見舞う人あり病院の駐輪場に並ぶ自転車速乾性手指消毒ジェルを手に塗り祖父と会う準備整う一度目はかならず違う名を呼んで二度目はちゃんと僕の名を呼ぶ勉強に疲れたときはチョコレートケーキとコーヒーが良いと言いどんどん焼きもピザも発想は同じだと世の中そんな...

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短歌研究新人賞に落ちたやつ

こんばんは。いつものです。     レプリカドール          二三川練アスファルトの下に埋もれた花々の萌芽の鼓動つたう足裏触れているゆえに寒さを言うべきか 星と星とのあわいにも闇切れ目ない話のどこで汁そばを食べていいのかわからなかった銃弾をひゅんひゅん避けて人間をどんどん殺すウサギのアニメ何もすることがないのでお茶を飲む 数珠のこすれる音がきこえる湯呑みにも湯呑みの載った茶托にも茶托の載っ...

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