記事一覧

短歌連作「蟻の体液」

こんばんは。月光53号の連作です。一応これの続きです。  蟻の体液     二三川練祖父の死を告げる画面をロックして土曜の朝の性病検査湯灌の儀は行けないと言いLinked Horizon(リンホラ)のライブに今日は恋人と行く新木場の駅のトイレの落書きの「安倍晋三はサリンを撒いた」雑踏をすり抜けてゆく靴底に蟻の体液乾かないままこの人も同じライブに行くだろうそういう服の増えてくる蘇我それが藁ではないことは知っているけど...

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現代短歌評論賞の候補作のやつ

こんばんは。アホなので毎回どのタグがどういう内容のやつなのか調べてからタグを設定しています。これは2017年現代短歌評論賞「短歌総合誌のあたらしい役割」に送った文章です。読みたいという声があり、載せることにしました。  これからの短歌のために、短歌総合誌に求めること二三川練  1 短歌総合誌の役割とは 私がこれまで考えてきた短歌総合誌の役割は「短歌を繋げること」と「短歌に刺激を与えること」の二つだ...

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短歌連作「果てにいる」

こんばんは。これは月光52号に載せた連作ですが、修正前のやつを送るというミスをやっていましたので修正後のやつです。  果てにいる     二三川練それぞれに見舞う人あり病院の駐輪場に並ぶ自転車速乾性手指消毒ジェルを手に塗り祖父と会う準備整う一度目はかならず違う名を呼んで二度目はちゃんと僕の名を呼ぶ勉強に疲れたときはチョコレートケーキとコーヒーが良いと言いどんどん焼きもピザも発想は同じだと世の中そんな...

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短歌研究新人賞に落ちたやつ

こんばんは。いつものです。     レプリカドール          二三川練アスファルトの下に埋もれた花々の萌芽の鼓動つたう足裏触れているゆえに寒さを言うべきか 星と星とのあわいにも闇切れ目ない話のどこで汁そばを食べていいのかわからなかった銃弾をひゅんひゅん避けて人間をどんどん殺すウサギのアニメ何もすることがないのでお茶を飲む 数珠のこすれる音がきこえる湯呑みにも湯呑みの載った茶托にも茶托の載っ...

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学内誌「キリツボ」に載せた短歌

こんばんは。各所で「上半期の自選10首」をやっているため、僕もやろうとしたらまだブログに載せていないやつをみつけたのでそれをやることにしました。「キリツボ」は僕がいる大学院の学内誌で創作を載せています。学内にしか置かれないのでここで公開します。提出自体は昨年の十月で、なのでそこそこ削ったり変えたりしました。将来的にはもっと削ることになると思います。  人、気持ち、虚無のこと           二...

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